タイでeSIMと物理SIMを2回線使う完全セットアップ手順
📑 目次
監修: 本記事はApple公式のデュアルSIMサポートページおよびGoogle Pixel eSIM設定ガイドを参照し、Android(Pixel・Xperia・Galaxy)各メーカーの公式ガイド、eSIMプロバイダーの技術仕様に基づいて構成しています。GSMA eSIMホワイトペーパーも参考にしています。情報は2026年7月時点のものです。
タイで日本のSIMを抜かずにeSIMを追加する方法
タイ旅行に行くとき、日本のSIMカードをスマホから抜いてしまうと、帰国時に「SIMが見つからない」というトラブルに陥るリスクがある。また、海外ローミングをオンにしたままデータ通信を使うと、帰国後に予想外の高額請求が来る——これもよく聞く話だ。
これらの問題を一挙に解決するのがデュアルSIM運用だ。iPhone XS以降と最近のAndroidスマホ(Pixel、Galaxy、Xperiaの対応機種)では、物理SIMとeSIMの2回線を同時に使える。日本の物理SIMはそのままにして、タイのeSIMを追加で入れる。これで日本の電話番号は維持したまま、現地のデータ通信はタイeSIMで賄える。
本記事では、タイでeSIMと物理SIMを2回線使うための具体的な設定手順を、iPhoneとAndroidそれぞれについて解説する。事前準備から到着後のアクティベーション、そして帰国後の元の状態への戻し方まで、順を追って説明する。
なお、デュアルSIM設定の前に「eSIMのインストール自体に不安がある」「実際に自分のスマホで正しく設定できるか確認したい」という方には、Roamiの無料eSIMトライアルがおすすめだ。契約不要・クレジットカード不要でタイ向けのeSIMを実際に体験できる。本番のタイ旅行前に一度試しておけば、設定の流れを把握できて安心だ。また、本記事の設定を実際に行う際にRoamiのタイ向け有料プランを検討する場合には、**割引コード「WEB20」**を利用すれば全プランが20%オフになる。
タイ全体のeSIM事情を知りたい場合はタイ旅行eSIM完全ガイドを、eSIMと物理SIMのどちらを選ぶべきか迷っている場合はタイeSIM vs 現地SIM比較を参照されたい。eSIMの設定全般についてはeSIM設定・アクティベート完全マニュアルが詳しい。
デュアルSIM運用の2つの構成パターン
タイ旅行でのデュアルSIM運用には、主に2つの構成パターンがある。どちらを選ぶかは滞在目的と期間によって変わる。
パターンA:eSIMをタイ回線、物理SIMを日本回線(最もおすすめ)
| スロット | 回線 | 用途 | データ通信 | 音声通話 | SMS |
|---|---|---|---|---|---|
| eSIM | タイ(Airalo / Ubigi / Holafly / Roami など) | 現地データ通信 | ✅ メインで使用 | ❌(データのみ) | ❌ |
| 物理SIM | 日本(ドコモ / au / ソフトバンク / 楽天モバイル) | 日本との連絡手段 | ❌ オフ推奨 | ✅ 着信可能(Wi-Fi通話推奨) | ✅ 受信可能 |
この構成が最もおすすめの理由:
- 日本の電話番号を維持できる。銀行からの確認コード(SMS)や家族からの緊急連絡を受けられるのは大きな安心材料だ
- 物理SIMの抜き差しが不要。帰国後に「SIMをなくした」というトラブルが発生しない
- データ通信はすべてタイeSIM経由。海外ローミング料金が一切発生しない
- タイ到着後すぐにデータ通信が使える(事前にeSIMをインストールしておけば)
RoamiもこのパターンAでの利用に適したプロバイダーの一つだ。AISとTrueMoveのデュアル回線を採用しており、都市部から離島まで幅広いエリアで安定した通信が期待できる。まずは無料トライアルで設定の流れを確認し、その後にタイ向けプランを検討するのがおすすめだ。
パターンB:物理SIMをタイ回線、eSIMを日本回線
| スロット | 回線 | 用途 | データ通信 | 音声通話 | SMS |
|---|---|---|---|---|---|
| 物理SIM | タイ(AIS / TrueMove / DTAC の現地SIM) | 現地データ通信 | ✅ メインで使用 | ✅ タイ番号で通話可能 | ✅ |
| eSIM | 日本(楽天モバイル / povo2.0 など eSIM対応事業者) | 日本との連絡手段 | ❌ オフ推奨 | ✅ Wi-Fi通話で節約 | ✅ |
この構成はタイの電話番号が必要な方に適している。現地の銀行口座を開設する、長期間の滞在で現地契約が必要、GrabやFoodpandaなどのアプリでタイ番号での登録がスムーズ——といったケースだ。
ただし、物理SIMを現地で購入する必要があり、到着後に空港カウンターでパスポート提示と実名登録の手間がかかる。また、日本の物理SIMを抜いて保管しておくか、eSIMで日本回線を用意する必要がある。
結論として、大多数の短期〜中期旅行者にはパターンAが最適だ。
iPhoneでタイeSIMと物理SIMをデュアル設定する手順
事前準備——日本出発前にやっておくこと
タイ旅行前に以下の準備を日本で済ませておくと、現地で慌てなくて済む。
- タイeSIMの購入とインストール:Airalo・Ubigi・RoamiなどのプロバイダーからeSIMを購入し、QRコードをWi-Fi環境で読み取ってインストールしておく。購入は出発の2〜3日前が目安。Roamiの場合は無料トライアルで事前にインストール手順を練習しておくこともできる。
- iPhoneのキャリア設定を最新に:「設定」→「一般」→「情報」でキャリア設定のアップデートを確認。バージョンが古いとeSIMの認識に問題が出ることがある
- 各回線にわかりやすいラベルを設定:後述の手順で「メイン」「旅行用」など名前をつけておくと切り替えが楽になる
- 日本の物理SIMのデータローミングをOFFにする:現地で誤ってローミング通信が発生するのを防ぐ
Apple公式のデュアルSIMサポートページでも、eSIMと物理SIMの同時使用はiPhone XS以降のモデルでサポートされていると明記されている。
ステップ1:タイeSIMをiPhoneに追加する
- 「設定」アプリを開く
- 「モバイル通信」をタップ
- 「eSIMを追加」をタップ
- 購入時に受け取ったQRコードを読み取る(またはプロバイダーアプリ経由でインストール)
- 「続ける」をタップ
- 回線のラベルを設定(例:「タイAiralo」「旅行用」「Roami」など、あとで区別しやすい名前がベスト)
ステップ2:デフォルト回線を設定する
eSIMの追加後、iPhoneが「どの回線を何に使うか」を確認する画面が表示される。ここでの設定が後の通信費を左右する。
| 設定項目 | 推奨設定値 | 理由 |
|---|---|---|
| デフォルトの音声回線 | 物理SIM(日本回線) | 日本の電話番号で着信できるようにするため |
| モバイルデータ通信 | eSIM(タイ回線) | データ通信はすべてタイeSIM経由にするため |
| iMessageとFaceTime | 両方の回線 | どちらの回線でもiMessage/FaceTimeが使えるようにする |
| モバイルデータ通信の切替 | 「モバイルデータ通信を許可」をON | タイeSIMの通信が不安定なときのバックアップとして |
ステップ3:各回線のデータローミングを設定(最重要)
ここが最も重要なステップだ。間違えると高額なローミング請求が発生する。
- 「設定」→「モバイル通信」→ 各回線をタップ
- 物理SIM(日本回線):「データローミング」→ OFF(絶対にオフ。これがローミング防止の要)
- eSIM(タイ回線):「データローミング」→ ON(これがないとタイで通信できない)
ステップ4:動作確認
- 機内モードをOFFにする
- 画面上部のステータスバーに「AIS」または「TrueMove」のキャリア名が表示されることを確認
- Safariで任意のサイトを開き、通信できることを確認
- 日本の電話番号にSMSが届くことを確認(家族にテストメッセージを送ってもらうなど)
eSIMの基本的なインストール手順の詳細はeSIM設定・アクティベート完全マニュアルで画像付きで解説している。
AndroidでタイeSIMと物理SIMをデュアル設定する手順
Androidは機種によって設定画面の構成が異なるが、基本的な考え方は共通だ。ここでは代表的な機種別に説明する。対応機種の詳細はAndroid・iPad・WatchのeSIM対応ガイドを参照。
Google Pixelでの設定方法
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」→「SIM」をタップ
- 「キャリアを追加」→「QRコードをスキャン」でタイeSIMを追加
- ダウンロード完了後、SIMの名前を設定(例:「タイ旅行用」)
- 「モバイルデータ」:eSIM(タイ回線)を選択
- 「通話」:物理SIM(日本回線)を選択
- 「SMS」:物理SIM(日本回線)を選択
Google Pixel eSIM設定ガイドでも、eSIMと物理SIMの同時使用がサポートされていることが確認できる。
Samsung Galaxyでの設定方法
- 「設定」アプリを開く
- 「接続」→「SIMカードマネージャー」をタップ
- 「eSIMを追加」をタップし、QRコードをスキャン
- 「モバイルデータ」:eSIM(タイ回線)を選択
- 「通話」:物理SIM(日本回線)を選択
- 「テキストメッセージ(SMS)」:物理SIM(日本回線)を選択
Galaxyシリーズでは「SIMカードマネージャー」という専用メニューで全てのSIM関連設定が一括管理できる。ここで「デフォルトSIM」をデータ用・通話用・SMS用に個別に割り当てられるのが特徴だ。
Sony Xperiaでの設定方法
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」→「SIMカード」をタップ
- 「eSIM」→「eSIMを追加」でQRコードをスキャン
- 「優先データSIM」:eSIM(タイ回線)
- 「優先音声SIM」:物理SIM(日本回線)
Xperiaは設定メニューの階層が他機種と若干異なる場合がある。機種によっては「設定」→「デバイス接続」→「SIMカード」というパスになることもある。
Android機種共通の注意点
- データローミングの設定:タイeSIMのデータローミングはONに、物理SIM(日本回線)のデータローミングは必ずOFFに
- APN設定:eSIMプロバイダーによってはAPNの手動入力が必要な場合がある。購入時の案内メールを確認しておくこと
- 2つのSIM同時待受:ほとんどのAndroid機種はデュアルSIM同時待受に対応しているが、一部の機種では片方の回線しかアクティブにならない場合がある
Wi-Fi通話を活用して通話費を節約する
デュアルSIM運用で特に活用したいのがWi-Fi通話(VoWiFi)だ。日本のキャリアが提供するこのサービスを使えば、Wi-Fi環境下では日本国内と同じ料金で通話できる。
各キャリアのWi-Fi通話設定方法
| キャリア | 設定手順 | 注意点 |
|---|---|---|
| ドコモ | 「設定」→「モバイル通信」→「Wi-Fi通話」をON | 対応機種・プラン限定。事前に確認が必要 |
| au | 「設定」→「モバイル通信」→「Wi-Fi通話」をON | 一部のプランでは追加オプション申込が必要 |
| SoftBank | 「設定」→「モバイル通信」→「Wi-Fi通話」をON | 対応機種が限られている |
| 楽天モバイル | 「Rakuten Link」アプリ経由で利用可能 | アプリ内通話はデータ通信扱いで課金されない |
Wi-Fi通話が有効なシチュエーション:
- ホテルのWi-Fiに接続しているとき
- カフェや空港のフリーWi-Fiが使えるとき
- 日本の家族や仕事関係者に電話するとき
Wi-Fi通話を利用すれば、タイeSIMのデータ通信経由で日本の電話番号を使って発着信できるため、国際電話料金がかからない。
通信費を最適化する各種アプリの設定
デュアルSIM運用時に通信費を最適化するため、主要アプリの設定を確認しておく。
iMessageとFaceTimeの設定
iMessageとFaceTimeはデータ通信(Wi-Fiまたはモバイルデータ)を利用するApple純正のサービスだ。正しく設定すればSMS料金(1通約100〜200円)が発生しない。
おすすめ設定:
- 「設定」→「メッセージ」→「iMessage」を ON
- 「設定」→「FaceTime」→「FaceTime」を ON
- 「設定」→「メッセージ」→「SMS転送」→ OFF(SMS課金を防ぐ)
- 「設定」→「モバイル通信」→「iMessageとFaceTime」→ 両方の回線
これによりiMessageはデータ通信(タイeSIM経由)で送受信され、SMS課金が発生しない。ただしAndroidユーザーとのやり取りなどiMessageが使えない相手には従来のSMSで送信されるため、その点は注意が必要だ。
LINEの設定
LINEの無料通話・メッセージもデータ通信のみで利用できる。
- LINEアプリを開く
- 「ホーム」→ 右上の歯車アイコン(設定)
- 「通話」→「音声・ビデオ通話の着信を許可」→ ON
- 「写真・動画」→「写真・動画の保存」→ Wi-Fiのみに設定(モバイルデータでの自動ダウンロードを防ぐ)
各種アプリのデータ節約設定
| アプリ | 推奨設定 | 効果 |
|---|---|---|
| 設定→「データ使用」→「データ節約モード」をON | 動画の自動再生を制限 | |
| YouTube | 画質を「720p以下」に固定 | 高画質動画のデータ消費を抑制 |
| Google フォト | バックアップを「Wi-Fiのみ」に設定 | 写真の自動アップロードによるデータ消費を防止 |
| Spotify / Apple Music | プレイリストをWi-Fiで事前ダウンロード | ストリーミングによるデータ消費をゼロに |
| Googleマップ | オフラインマップを事前ダウンロード | 地図表示のデータ通信を削減 |
デュアルSIM時のバッテリー消費対策
デュアルSIM運用では常に2つの回線が同時に通信可能な状態を維持するため、シングルSIM時より約10〜20%バッテリー消費が増加する。以下の対策を実践すればバッテリーの持ちが改善する。
バッテリー節約テクニック
| 対策 | 効果 | 実践方法 |
|---|---|---|
| 低電力モードの活用 | 消費を15〜30%削減 | iPhone:「設定」→「バッテリー」→「低電力モード」をON。Androidも同様の機能あり |
| 日本回線のデータ通信をOFF | 消費を5〜10%削減 | 物理SIM(日本回線)のデータローミングは必ずOFFに |
| 画面の明るさを下げる | 消費を10〜20%削減 | バンコクの日差しは強いが、室内では明るさ50%以下に |
| バックグラウンド更新を制限 | 消費を5〜15%削減 | 不要なアプリのバックグラウンド更新をOFFに |
| 機内モードの活用 | 電波を探す処理を停止 | 飛行機・電車内で通信が不要なときは機内モードに |
離島や長時間外出時の対策
プーケットのビーチで1日中過ごす場合やフルムーンパーティーに参加する場合、以下の対策が効果的だ。
- 出発前にスマホをフル充電する
- 20,000mAh以上のモバイルバッテリーを持参する
- 不要な通知をオフにする(SNSアプリの通知など)
- 位置情報サービスを「常に許可」ではなく「アプリ使用時のみ」に設定
デュアルSIMでよくあるトラブルと解決策
デュアルSIM運用でよく発生するトラブルとその対処法をまとめた。より詳しいトラブルシューティングはタイeSIMトラブル解決ガイドを参照。
トラブル1:日本の電話番号で着信できない
原因:デフォルトの音声回線がタイeSIMに設定されている。
解決策:
- iPhone:「設定」→「モバイル通信」→「デフォルトの音声回線」→ 物理SIM(日本回線)を選択
- Android:「設定」→「ネットワークとインターネット」→「通話」→ 物理SIMを選択
トラブル2:iMessageが使えない/アクティベートできない
原因:iMessageのアクティベートにSMSを使用するため、タイ滞在中は日本のSMSが受信できない場合がある。
解決策:
- 日本出発前にiMessageとFaceTimeをアクティベートしておく(Wi-Fi環境で事前に設定)
- タイ到着後はデータ通信のみでiMessage/FaceTimeが使用可能
トラブル3:バッテリーの減りが異常に早い
原因:2回線同時待受+データローミングONにより、常に両方の回線が通信を試みている。
解決策:
- 低電力モードをONにする
- 日本回線(物理SIM)のデータローミングがOFFになっているか再確認
- Wi-Fiが利用できる場所ではWi-Fiに接続する
トラブル4:タイeSIMが繋がらない
原因:データローミングがOFF、APN設定未入力、または機内モードのまま。
解決策:
- データローミングがONになっているか確認
- APN設定を確認(プロバイダー指定のAPNを入力)。Roamiの場合はAPNに「roami」を入力する。
- 機内モードを一度ON→OFFしてネットワークを再スキャン
- スマホを再起動
緊急時の対処法——SIM紛失・故障・スマホ紛失
デュアルSIM運用中に予期せぬトラブルが発生した場合の対処法も事前に知っておきたい。
タイeSIMが突然使えなくなった場合
- スマホを再起動する
- 機内モードのON/OFFを試す
- eSIMプロファイルが正しくインストールされているか確認
- プロバイダーのサポートに連絡(Holaflyは日本語チャット、Airalo/Ubigiは英語チャット、Roamiも日本語サポート対応)
- どうしても復旧しない場合は、現地で物理SIMを追加購入するという選択肢も
スマホ本体を紛失・盗難された場合
- 「iPhoneを探す」または「Google デバイスを探す」で位置情報を確認
- 遠隔ロックまたはデータ消去を実行
- 日本のキャリアに連絡して物理SIMの停止を依頼
- タイeSIMプロバイダーに連絡してアカウントの一時停止を依頼
日本の物理SIMを紛失した場合
- 日本のキャリア(ドコモ・au・SoftBank・楽天)に国際電話で連絡
- SIMの再発行を依頼(本人確認書類が必要)
- 再発行されたSIMは日本到着後に受け取る形になる
帰国後の設定——元に戻す手順
タイから帰国したら、以下の手順で設定を元に戻す。
iPhoneの場合
- 「設定」→「モバイル通信」→ タイeSIMの回線をタップ
- 「この回線をオフにする」をタップ(または「eSIMを削除」)
- 「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」→ 物理SIM(日本回線)に戻す
- 物理SIM(日本回線)の「データローミング」をOFFのまま確認(日本国内では不要)
Androidの場合
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→ タイeSIMをタップ
- 「SIMを無効にする」または「削除」を選択
- 「モバイルデータ」を物理SIM(日本回線)に戻す
タイeSIMは一度削除すると復元できないプロバイダーもある(Airaloなど)。帰国後すぐに削除せず、次回の旅行で使い回せるかどうかを確認してから判断するといい。AiraloやRoamiなどは同一プロファイルの再インストールができない場合があるため、削除前に必ず確認すること。
よくある質問
Q1. iPhoneでeSIMと物理SIMの同時使用は可能ですか
可能だ。iPhone XS以降のモデルでデュアルSIM(eSIM+物理SIM)に対応している。日本で販売されているiPhoneもすべて対応している。Apple公式のデュアルSIMサポートページで詳細が確認できる。
Q2. デュアルSIMにするとバッテリー消費が増えるのは本当ですか
本当だ。シングルSIM時より約10〜20%バッテリー消費が増加する。本記事で紹介した節約テクニック(低電力モード、データローミングOFF、バックグラウンド更新制限)を実践すれば影響を最小限に抑えられる。
Q3. 物理SIMを抜かずにeSIMだけをオフにすることはできますか
できる。iPhoneの「設定」→「モバイル通信」→該当のeSIM回線をタップ→「この回線をオフにする」で一時的に無効化できる。Androidも同様の操作が可能だ。帰国後に日本の物理SIMだけを使いたい場合に便利。
Q4. 楽天モバイルのeSIMとタイのeSIMを併用できますか
可能だ。ただし楽天モバイルは海外ローミング(2GB/月まで無料)が付帯しているため、設定によってはタイでも楽天のローミングが優先されることがある。タイeSIMをデータ通信のデフォルトに設定すれば楽天のローミングを避けられる。
Q5. デュアルSIM運用で気をつけることはありますか
以下の3点に注意してほしい。
- 日本回線のデータローミングは必ずOFF(高額請求のリスク回避)
- SMSの送信に注意(1通あたり約100〜200円の課金が発生)
- バッテリー消費を考慮してモバイルバッテリーを携帯
Q6. タイの物理SIMとeSIM、どちらを選ぶべきですか
短期旅行ならeSIM一択だ。到着後すぐ使えて実名登録も不要。長期滞在やタイの電話番号が必要な場合は物理SIMも検討価値がある。詳しい比較はタイeSIM vs 現地SIM比較を参照してほしい。
Q7. eSIMを削除したら再インストールできますか
プロバイダーによる。Airaloは再インストール不可(新規購入が必要)。Ubigiはアカウントに紐づいていれば再ダウンロード可能な場合がある。Holaflyは購入履歴から再発行できることがある。Roamiの場合もアカウントに紐づいていれば再インストールが可能な場合があるので、まずはサポートに問い合わせてほしい。削除前に各プロバイダーのポリシーを確認すること。
Q8. タイでWi-Fi通話を使うにはどうすればいいですか
日本出発前に各キャリアでWi-Fi通話(VoWiFi)を有効化しておく。ホテルやカフェのWi-Fiに接続すれば、タイeSIMのデータ通信経由で日本の電話番号を使って発着信できる。詳細は本記事の「Wi-Fi通話を活用して通話費を節約する」セクションを参照。
Q9. RoamiのデュアルSIM設定は他のプロバイダーと違いますか
RoamiもAiraloやUbigiと同じく、本記事で説明したデュアルSIM設定手順で利用できる。APN設定は「roami」を入力する点だけが異なる。まずは無料トライアルで実際の設定手順を体験し、その後にタイ向け有料プランを検討する際に**割引コード「WEB20」**で20%オフになる。
まとめ:デュアルSIMで快適なタイ旅行を
タイ旅行でeSIM+物理SIMのデュアルSIM運用を行えば、日本の電話番号を維持しながら現地で快適なデータ通信を楽しめる。
- おすすめ構成:eSIMをタイ回線(データ通信用)、物理SIMを日本回線(電話・SMS受信用)
- iPhoneの設定時間:約5〜10分(事前にeSIMをインストールしておけば到着後すぐ)
- Androidの設定時間:約5〜15分(機種によって画面構成が異なる)
- 最重要設定:日本回線のデータローミングは必ずOFF
まずは設定を練習したい方には、Roamiの無料eSIMトライアルが最適だ。クレジットカード不要で実際のインストールから設定までを体験できる。本番のタイ旅行前に一度試しておけば、到着後の設定もスムーズに進む。体験後に有料プランを検討する際は**割引コード「WEB20」**で20%オフになる。
デュアルSIMの設定をマスターすれば、空港でのSIM購入も、レンタルWiFiの返却も、物理SIMの抜き差しも必要ない。ぜひこのガイドを参考に、ストレスのないタイ旅行を楽しんでほしい。
タイ全体のeSIM選びやプロバイダー比較はタイ旅行eSIM完全ガイドで、eSIMの基本はeSIMとは?基礎知識ガイドで確認できる。
本記事は2026年7月時点の情報に基づいています。各OSのバージョンアップやキャリアのポリシー変更により、設定画面や利用条件が変更される場合があります。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。