アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア旅行eSIM完全ガイド2026

監修: 本記事は各国の通信規制情報、欧州電子通信規則(EECC)FCCのeSIMガイド、各eSIMプロバイダーの公式公開データに基づいて構成しています。2026年6月時点の情報です。

行き先ごとにeSIMの選び方が変わる理由——アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリアの違い

アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア——どの地域も日本人旅行者に人気の渡航先ですが、通信環境はまったく異なります。国土の広さ、EUローミング規制の有無、Great Firewallの存在、VoIP規制——知っておくべきポイントは渡航先ごとに異なり、それによって最適なeSIMの選び方も変わってきます。

この記事では、アメリカ・ハワイ・グアム・ヨーロッパ各国(イギリス・フランス・ドイツ・スペイン・スイス・オランダ)・オーストラリア・ニュージーランド・中国・ドバイの全エリアについて、実際の渡航に即したeSIMの選び方のポイントを詳しく解説します。

GSMAは2026年のモバイル業界について、「eSIMの大量市場展開が『起こるかどうか』ではなく『どうやってうまく運用するか』の時代に入った」 と宣言しています。GSMA Intelligenceのデータによると、世界のeSIMスマートフォン普及率は2025年末に5% でしたが、2026年末には10% に達し、2027年にはさらに倍増するとされています。2030年にはeSIMスマートフォン接続数が従来の物理SIMを上回ると予測されています。

eSIMの基本的な仕組みについてはeSIMとは?基礎知識ガイドをご一読ください。プロバイダーの全体比較は海外旅行eSIMプロバイダー比較で詳しく解説しています。

国別・地域別比較表——欧米豪11エリアの通信環境を一覧で

まずは各国の通信環境を俯瞰できる比較表をご覧ください。

国・地域 主要キャリア 4G/5G状況 通信品質 1週間の料金目安 おすすめプロバイダー
アメリカ T-Mobile・AT&T・Verizon 5G都市部・4G郊外 ★★★★☆ 約2,000〜4,000円 Airalo・Holafly
ハワイ T-Mobile・AT&T 5Gワイキキ・4G郊外 ★★★★☆ 約1,000〜2,000円 Airalo・Ubigi
グアム DOCOMO PACIFIC・GTA 4G中心・5G限定的 ★★★★☆ 約800〜1,500円 Airalo・Ubigi
イギリス EE・Vodafone・O2・Three 5G広範囲 ★★★★★ 約1,500〜3,000円 Airalo・giffgaff
フランス Orange・SFR・Bouygues・Free 5G主要都市・4G地方 ★★★★☆ 約1,500〜3,000円 Airalo・Ubigi
ドイツ Deutsche Telekom・Vodafone・O2 5G都市部・4G地方 ★★★★☆ 約1,500〜3,000円 Airalo・Ubigi
スペイン Movistar・Orange・Vodafone 5G主要都市 ★★★★☆ 約1,000〜2,000円 Airalo・Holafly
スイス Swisscom・Sunrise・Salt 5G広範囲 ★★★★★ 約2,000〜3,500円 Airalo・Ubigi
オランダ KPN・VodafoneNL・T-MobileNL 5G全土カバー ★★★★★ 約1,500〜3,000円 Airalo・Ubigi
オーストラリア Telstra・Optus・Vodafone AU 5G都市部・4G内陸 ★★★★☆ 約2,000〜4,000円 Airalo・Ubigi
ニュージーランド Spark・Vodafone NZ・2degrees 5G主要都市・4G地方 ★★★☆☆ 約1,500〜3,000円 Airalo・Ubigi

※料金は2026年6月時点の各社公式情報に基づく概算です。

アメリカ旅行のeSIM完全ガイド——広大な国土でどう選ぶか

「アメリカ eSIM」「アメリカ eSIM おすすめ」 で検索する方へ。アメリカはeSIMユーザーにとって最も渡航者の多いエリアの一つですが、その広大な国土ゆえに注意点も多くあります。

アメリカの通信環境——3大キャリアの違いを理解する

アメリカは国土が日本の約25倍。エリアによって通信品質の差が極めて大きいのが特徴です。ニューヨーク・ロサンゼルス・シカゴなどの大都市では5Gが快適に使えますが、グランドキャニオンやイエローストーンなどの国立公園、あるいは郊外の田舎町では4G/LTEに落ちるか、圏外になることも珍しくありません。

ZDNetの2026年実測調査によると、T-Mobileは5Gカバレッジ率96.2% と圧倒的に広く、AT&TとVerizonの5Gカバレッジはともに35%超にとどまっています。一方、EasySim Globalの2026年比較では、VerizonとAT&Tが主要州間高速道路沿いでより安定したカバレッジを維持していると報告されています。

アメリカ主要キャリアの特徴

キャリア 都市部の速度 地方のエリア 5Gカバレッジ 特徴
T-Mobile ★★★★★ 最速 ★★★☆☆ やや狭い 96.2% 都市部で最速。5Gカバレッジが圧倒的
AT&T ★★★★☆ 安定 ★★★★☆ 広い 35%超 東海岸・南部で安定。州間高速道路で強い
Verizon ★★★★☆ 高速 ★★★★★ 最広 35%超 地方・郊外で最もエリアが広い

アメリカ eSIMのデータ容量目安

アメリカ旅行で注意すべきは、Google Maps・Uber・レストラン検索・SNS——データ消費量が日本の1.5〜2倍になりがちなことです。特に車移動では常時ナビを使うため、データ消費が加速します。

旅行期間 おすすめ容量 想定シーン
3〜4日(都市部のみ) 3〜5GB マンハッタン・サンフランシスコ中心なら十分
1週間(標準観光) 5〜10GB Google Maps+Uber+SNSでこの範囲
2週間以上(車移動あり) 10〜20GB以上 長距離ドライブでは大容量必須

おすすめの選び方

  • 都市部観光のみ(NY・LA・SF)Airaloの3〜5GB(約$8〜$15、約1,200〜2,300円)で十分。T-Mobile回線で都市部なら高速5Gが狙えます。
  • 国立公園含む(グランドキャニオン・イエローストーン):5〜10GB以上。Verizon回線のeSIMを選べると安心です。
  • 長期滞在・車旅:10〜20GBの大容量プランが無難。Holaflyの無制限プラン(約$40〜、約6,000円)も検討価値あり。

実用的Tips——アメリカで絶対にやるべきこと

  1. 出発前にGoogle Mapsでオフラインマップをダウンロード:地下鉄構内や国立公園では通信が途切れるため、事前ダウンロードが命綱です。特にニューヨークの地下鉄(MTA)は構内がほぼ圏外。路線図や目的地はオフラインで確認できるようにしておきましょう。
  2. データローミングのONを忘れずに:アメリカのeSIMはほぼすべてデータローミングONが前提です。日本ではOFFが基本なので、現地で「つながらない」ときは真っ先に確認しましょう。
  3. チップ文化とキャッシュレス決済に備える:アメリカではほとんどの支払いがカードやスマホ決済。通信が使えないと支払いに困ることもあるので、eSIMは確実に設定しておきましょう。

ハワイ・グアム旅行のeSIM——リゾート地で快適に使うコツ

ハワイ eSIM——ワイキキは快適、郊外は要注意

「ハワイ eSIM」 で検索する方へ。ハワイは日本人旅行者に最も人気のアメリカの渡航先のひとつ。日本から直行便で約6〜7時間とアクセスも良く、週末旅行でも人気です。

通信環境の実態

エリア 通信品質 備考
ワイキキ周辺 ★★★★★ 5G安定 ホテル・ショップ・レストランで快適
ノースショア ★★★☆☆ 4G/LTE中心 サーフィンのライブ配信は厳しい場合あり
ハナ・ドライブ(マウイ島) ★☆☆☆☆ 長時間圏外 絶対にオフラインマップ必須
コナ(ハワイ島) ★★★☆☆ 都市部以外は4G 主要観光地はカバー

おすすめプランと容量

旅行期間 おすすめ容量 料金目安
3〜4日(ワイキキ中心) 3GB 約1,000〜2,000円
1週間(複数島) 5〜10GB 約2,000〜4,000円
レンタカー移動あり 10GB以上 約3,000〜6,000円

Airalo・Holafly・Ubigiのいずれもハワイに対応しています。

アドバイス:ホノルル空港に到着してからSIMを探すのは時間の無駄です。日本を出発する前に自宅のWi-FiでeSIMの設定を完了させておけば、ワイキキのホテルに着く頃にはすでに通信が始まっています。

グアム eSIM——コンパクトな島でストレスフリー

「グアム eSIM」 で検討する方へ。グアムはコンパクトな島ながら、主要エリア(タモン・ハガニア)では4G/5Gが安定。日本から約3〜4時間のフライトで到着するため、週末旅行やショートステイに最適です。

グアムの主要キャリアはDOCOMO PACIFIC(旧NTTドコモ系)とGTA(グアム電話公社)。いずれも主要エリアをカバーしています。

おすすめプラン

  • 3日間/3GBで約800〜1,500円が相場
  • AiraloやUbigiで手軽に購入できます

注意点:グアムは台風シーズン(6月〜11月)に通信障害が発生することがあります。また、南部の山間部や遠隔ビーチでは電波が弱くなるため、オフラインマップのダウンロードをおすすめします。

ヨーロッパ旅行でEUローミング無料を活用するeSIMの選び方

「ヨーロッパ eSIM」 で検討する方へ。ヨーロッパ旅行における最大のアドバンテージは、EU圏内でのローミングが無料であることです。

EUローミング無料の仕組みと注意点

EU圏内でのローミング無料は、欧州電子通信規則(EECC)に基づく規制で、EU加盟国間でのローミング追加料金が2017年以降禁止されています。EUは2026年現在、この「Roam Like at Home」制度を西バルカン諸国(アルバニア・ボスニア・コソボ・モンテネグロ・北マケドニア・セルビア)への拡大を協議中です。

つまり、1つのeSIMを購入すれば、フランス・ドイツ・イタリア・スペインなどEU加盟国をまたいでも追加料金が発生しません。これは複数国を周遊する旅行者にとって最大のメリットです。

ただし、以下の点に注意

  1. イギリスはEU非加盟:Brexit後、EUローミング無料の対象外。イギリスも含めて周遊するなら、イギリス+EUをカバーするリージョナルプランを選びましょう。
  2. スイス・ノルウェーも対象外:スイスはEEA(欧州経済領域)非加盟。ノルウェーはEEA加盟のため基本的にOKですが、一部条件あり。
  3. プロバイダーによってカバー範囲が異なる:Airaloのヨーロッパリージョナルプランは39カ国対応でイギリス・スイスも含む場合があります。購入前にカバレッジマップを必ず確認。

おすすめリージョナルプラン(※2026年6月時点の各社公式情報に基づく):

プロバイダー プラン名 対応国数 料金目安
Airalo ヨーロッパリージョナル 39カ国 1GB/7日/$5.00(約750円)〜
Holafly ヨーロッパ無制限 32カ国 10日/$34.00(約5,100円・FUPあり)
Ubigi ヨーロッパプラン 30カ国以上 10GB/30日/$23.00(約3,500円)〜
Nomad ヨーロッパeSIM 36カ国 3GB/7日/$10.00(約1,500円)〜

EUローミング活用の鉄則

  1. リージョナルプランを選ぶ:各国で個別にeSIMを買うより、ヨーロッパリージョナルプランを1つ買う方が安くて手間いらずです。特に3カ国以上を周遊するなら必須の選択肢。
  2. イギリス・スイスを含むか確認:これらの国を訪問予定なら、カバレッジに含まれているプロバイダーを選びましょう。
  3. データ容量は控えめでOK:ヨーロッパの都市部は無料Wi-Fiが充実しているため、実際に使うデータ量は思ったより少ない傾向があります。

ヨーロッパ eSIMのデータ容量目安

旅行期間 おすすめ容量 想定シーン
3〜5日(1都市滞在) 3〜5GB パリやロンドンだけならWi-Fi充実で少量OK
1〜2週間(複数国周遊) 5〜10GB 国をまたいでも1つのプランで済む
3週間以上 10〜20GB 長距離鉄道移動が多いなら余裕を

イギリス旅行におすすめのeSIM——ロンドン地下鉄でも使える?

「イギリス eSIM」「eSIM UK」 で検索する方へ。イギリスはEU非加盟ですが、通信環境は世界トップクラスです。

イギリスの通信環境——EEが最強

ロンドンは5Gの普及率が高く、地下鉄(Tube)でも段階的に通信が可能になっています。主要キャリアはEE・Vodafone・O2・Threeの4社。特にEEがエリア・速度ともに最強です。

イギリス主要キャリアの特徴

キャリア 都市部の速度 地方のエリア 特徴
EE ★★★★★ 最速 ★★★★★ 最広 英国最大手。地下鉄でも通信可能エリア拡大中
Vodafone ★★★★★ 高速 ★★★★☆ 広い 欧州全域で強い。ローミング品質良好
O2 ★★★★☆ 安定 ★★★★☆ 広い ロンドン中心部で安定
Three ★★★★☆ 高速 ★★★☆☆ やや狭い 価格競争力あり。データ専用プランが豊富

おすすめの選び方

  • 短期旅行(1週間以内):Airaloのヨーロッパリージョナルプラン(3〜5GB/約1,500〜2,500円)でOK。イギリス含む39カ国対応。
  • 長期滞在(1ヶ月以上)giffgaff eSIMが断然お得。英国発のMVNOで、月額£10(約2,000円)から使えます。英国だけでなくEU全域でもローミング無料。
  • Ubigiのヨーロッパプラン:10GB/約3,500円。ロンドン・エディンバラ・マンチェスターで快適。

実用的Tips——イギリスで知っておくべきこと

  1. 地下鉄(Tube)構内では通信が不安定:ロンドンの地下鉄は徐々にWi-Fi・5G対応エリアが増えていますが、まだ全線カバーではありません。移動中はオフラインの路線図アプリ(Citymapperなど)をダウンロードしておきましょう。
  2. giffgaffは空港の自動販売機でも買える:ヒースロー空港にはgiffgaffの自動販売機があり、物理SIMも購入可能。ただしeSIMの事前設定は日本で済ませる方が確実です。
  3. スコットランド高地・湖水地方では圏外あり:自然豊かなエリアを訪れる場合は、オフラインマップのダウンロードを忘れずに。

フランス旅行で使えるeSIMの選び方——Orange一強の構図

「フランス eSIM」 で検索する方へ。フランスはヨーロッパ有数の観光大国で、パリを中心に南仏・プロヴァンス地方まで広範囲に観光する方も多いエリアです。

フランスの通信環境

フランス最大手の通信キャリアはOrange。国内最強のエリアカバレッジを誇り、パリの主要観光スポット(エッフェル塔・ルーブル美術館・シャンゼリゼ通り)では5Gが快適。地方の小さな村でも安定した通信が期待できるのはOrange回線ならではです。

これにSFR・Bouygues Telecom・Free Mobileの3社が続きます。

フランス主要キャリアの特徴

キャリア 都市部の速度 地方のエリア 特徴
Orange ★★★★★ 最速 ★★★★★ 最広 フランス最大手。地方でも安定
SFR ★★★★☆ 高速 ★★★★☆ 広い パリ・リヨン・マルセイユで良好
Bouygues ★★★★☆ 安定 ★★★☆☆ やや狭い 料金が比較的安い
Free Mobile ★★★☆☆ 普通 ★★★☆☆ 限定的 最安値路線。ただしエリアは限定的

おすすめの選び方

  • パリのみの短期滞在:Ubigiのヨーロッパプラン(3〜5GB/約1,500〜2,500円)で十分。パリ市内はWi-Fiスポットも豊富。
  • 南仏含む周遊(ニース・マルセイユ・プロヴァンス):5GB以上を確保。Orange回線なら地方でも安定。
  • TGV移動が多い場合:車内での動画視聴を考えて10GB以上を推奨。

実用的Tips:パリのメトロ構内では基本的に通信が使えません。地上に出るまで我慢するか、事前にルートをオフライン保存しておきましょう。また、パリの観光地では公衆Wi-Fi「Paris Wi-Fi」が利用可能。1回の接続で2時間まで無料です。

ドイツ旅行でeSIMを使う際の注意点——ICE車内の落とし穴

「ドイツ eSIM」 で検索する方へ。ドイツはEU最大の経済国でありながら、通信環境には意外な落とし穴があります。

ドイツの通信環境——都市部と地方の格差に注意

ドイツの主要キャリアはDeutsche Telekom・Vodafone・O2(Telefónica) の3社。ベルリン・ミュンヘン・フランクフルトなどの主要都市では5Gが快適ですが、バイエルン地方の山間部や、特にドイツ鉄道(ICE)車内では通信が不安定です。

ドイツ主要キャリアの特徴

キャリア 都市部の速度 郊外のエリア 特徴
Deutsche Telekom ★★★★★ 最速 ★★★★★ 最広 ドイツ最大手。エリア・速度ともに最強
Vodafone ★★★★★ 高速 ★★★★☆ 広い 価格競争力あり。Airaloの多くがVodafone回線
O2(Telefónica) ★★★★☆ 安定 ★★★☆☆ やや狭い 最も安いがエリアは限定的

おすすめの選び方

  • 都市観光のみ:Airaloのヨーロッパプラン(3〜5GB/約1,500〜2,500円)。Telekom回線なら最強。
  • ICE移動+地方観光:5〜10GB。コンテンツの事前ダウンロードが必須。
  • 長期滞在・ビジネス:Holaflyの無制限プラン(約$47/10日、約7,000円)でストレスフリー。

実用的Tips——ICE車内での絶対ルール

ICE車内での対処法:トンネルや山間部を通過するたびに通信が途切れるため、NetflixやSpotifyのコンテンツは事前にダウンロードしておくことを強くおすすめします。特にミュンヘン〜フランクフルト間や、ケルン〜ベルリン間の長距離移動では、3時間以上のうち半分以上が圏外という体験談も少なくありません。

スペイン旅行におすすめのeSIM——コスパ重視ならこれ

「スペイン eSIM」 で検索する方へ。スペインは主要観光地で4G/5Gが安定しており、料金も比較的リーズナブルです。

スペインの通信環境

スペインの主要キャリアはMovistar(Telefónica)・Orange・Vodafoneの3社。特にバルセロナのサグラダ・ファミリア周辺やマドリードのプラド美術館エリアでは高速通信が可能です。

スペイン主要キャリアの特徴

キャリア 都市部の速度 観光地のエリア 特徴
Movistar ★★★★★ 最速 ★★★★★ 最広 スペイン最大手。エリア最強
Orange ★★★★☆ 高速 ★★★★☆ 広い コスパ良好。Airaloの多くがOrange回線
Vodafone ★★★★☆ 安定 ★★★★☆ 広い 欧州統一プランあり

おすすめの選び方

  • 短期観光(3〜5日)→ 3〜5GB(約1,000〜2,000円)
  • 1週間以上(複数都市周遊)→ 5〜10GB
  • スペイン+ポルトガル周遊 → ヨーロッパリージョナルプラン一択

スイス旅行でeSIMを使う際の注意点——アルプスでも使える?

「スイス eSIM」 で検討する方へ。スイスはEU非加盟のため、EUローミング無料の対象外です。しかしスイス国内の通信インフラは世界最高水準で、山岳地帯でも安定した通信が可能です。

スイスの通信環境——Swisscomが圧倒的

スイスの主要キャリアはSwisscom・Sunrise・Saltの3社。Swisscomが圧倒的なシェアを誇り、山岳地帯でも使えるエリアの広さは他を寄せ付けません。

スイス主要キャリアの特徴

キャリア 都市部の速度 山岳エリア 特徴
Swisscom ★★★★★ 最速 ★★★★★ 最広 スイス最大手。アルプス山脈でも安定
Sunrise ★★★★★ 高速 ★★★★☆ 広い チューリッヒ・ベルンで最速クラス
Salt ★★★★☆ 安定 ★★★☆☆ やや狭い 価格重視なら

おすすめの選び方

  • 都市部のみ(チューリッヒ・ジュネーブ・ベルン):ヨーロッパリージョナルプランでOK。ただしスイスが含まれていることを確認
  • アルプス山脈(ツェルマット・インターラーケン・ユングフラウ):5GB以上。Swisscom回線のeSIMを選びましょう。
  • 長期滞在:SwisscomのプリペイドeSIMも検討。

実用的Tips——スイスで絶対にやるべきこと

  1. スイスを含むリージョナルプランを選ぶ:多くのヨーロッパプランは「EU圏内」のみで、スイスは対象外です。Airaloのヨーロッパリージョナル(39カ国)はスイスを含むので安心。
  2. 山岳鉄道では圏外を前提に:ユングフラウ鉄道やマッターホルンゴルナ線など、トンネルの多い山岳鉄道では長時間圏外になります。車窓からの景色を楽しむなら、むしろスマホはしまいましょう。
  3. スイスは物価が高い:eSIMの料金も日本の約2倍と高め。日本で事前に購入・設定しておくのが節約のコツです。

オランダ旅行におすすめのeSIM——全土で5Gが使える国

「オランダ eSIM」 で検討する方へ。オランダは国土がコンパクトで、通信インフラが極めて充実している国です。アムステルダム・ロッテルダム・ハーグなどの主要都市はもちろん、地方都市でも安定した5G通信が可能です。

オランダの通信環境——KPNが3強の一角

オランダの主要キャリアはKPN・VodafoneNL・T-MobileNLの3社。どのキャリアも全土に4G/5Gネットワークを展開しており、国土が小さいことも相まって、ほぼ全域で安定した通信が可能です。

オランダ主要キャリアの特徴

キャリア 都市部の速度 地方のエリア 特徴
KPN ★★★★★ 最速 ★★★★★ 最広 オランダ最大手。エリア・速度ともに安定
VodafoneNL ★★★★★ 高速 ★★★★★ 広い アムステルダム・ロッテルダムで最速クラス
T-MobileNL ★★★★☆ 安定 ★★★★☆ 広い 価格競争力あり

おすすめの選び方

  • 短期滞在(3〜5日):ヨーロッパリージョナルプラン(3GB/約1,500円)でOK。オランダはWi-Fiも充実。
  • 1週間の周遊(アムステルダム+キンデルダイク+ユトレヒト):5GBで十分。
  • オランダ+ベルギー+ルクセンブルク(ベネルクス周遊):ヨーロッパリージョナルプラン一択。

実用的Tips:アムステルダムの市内運河クルーズやトラム移動中は通信が安定しています。オランダは国土が平坦で電波の障害物が少ないため、通信品質が全般的に良好です。ただし、自転車移動中にスマホを操作するのは法律で禁止されているので注意しましょう(罰金あり)。

オーストラリアとニュージーランドでeSIMを使う——Telstra回線がエリア最強

オーストラリア eSIM——地方に行くならTelstra一択

「オーストラリア eSIM」 の検索で最も重要なのは、利用する回線選びです。オーストラリアの主要キャリアは以下の3社で、選ぶ回線によって快適さが大きく変わります。

オーストラリア主要キャリアの特徴

キャリア エリア 速度 特徴
Telstra ★★★★★ 最広(人口の99%以上 ★★★★☆ 地方・内陸部で断然強い
Optus ★★★★☆ ★★★★★ 都市部で最速。データ単価が安い
Vodafone AU ★★★☆☆ ★★★★☆ 都市部のみ。地方では非推奨

Telstraは人口の99%以上をカバーしていますが、国土面積(約2.6百万平方キロメートル)の大部分はどのキャリアも携帯電話の電波が届かないという現実もあります。

おすすめ容量目安(※2026年6月時点の各社公式情報に基づく):

旅行期間 おすすめ容量 料金目安
1週間の観光(シドニー+メルボルン) 5〜10GB 約2,000〜4,000円
2週間の周遊(東海岸+一部内陸) 10〜20GB 約3,500〜6,000円
車での長距離移動あり 20GB以上が安心 約5,000〜8,000円

おすすめの選び方

  • 東海岸の主要都市間(シドニー〜メルボルン〜ブリスベン)の移動:AiraloのTelstra回線eSIM(5〜10GB/約2,000〜4,000円)で十分。
  • 内陸部(エアーズロック/ウルル)やグレートオーシャンロード:10GB以上推奨。圏外エリアも多いので、オフラインマップのダウンロードは必須。
  • グレートバリアリーフ(ケアンズ・ポートダグラス):観光エリアはカバーされていますが、船上では圏外になることが多いです。

実用的Tips——オーストラリアeSIMで絶対にやるべきこと

  1. Telstra回線のeSIMを選ぶ:地方・内陸部での安定性が段違いです。「オーストラリア eSIMのおすすめはTelstra回線」は現地でも定番のアドバイス。
  2. 大容量プランを選ぶ:Google Mapsのデータ消費量が大きく、車移動が多いオーストラリアでは思った以上にデータを消費します。
  3. 緊急時の備えを忘れずに:内陸部の一部エリア(エアーズロック周辺など)では、どのキャリアでも圏外になります。車移動が多い場合は、衛星電話のレンタルも検討してください。

ニュージーランド eSIM——南北で通信品質に差

「ニュージーランド eSIM」 で検討する方へ。ニュージーランドは壮大な自然が魅力ですが、通信環境はオーストラリアよりもやや劣ります。

通信環境の特徴

エリア 通信品質 備考
北島(オークランド・ウェリントン) ★★★★☆ 5G/4G安定 主要都市は良好
南島(クイーンズタウン) ★★★☆☆ 4G中心 観光地としてはまずまず
ミルフォードサウンド ★☆☆☆☆ ほぼ圏外 フィヨルド内は期待しない
トンガリロ国立公園 ★☆☆☆☆ 圏外エリアあり トレッキング時は注意

5〜10GBで約2,000〜4,000円が相場。AiraloやUbigiで購入できます。ヨーロッパリージョナルプランとは別に、オセアニアプランを選ぶ必要があるので注意してください。

中国渡航時のeSIM——Great Firewall対策が必須

「中国 eSIM」 で検索する方へ。中国では**「Great Firewall」(正式名称:Golden Shield Project)** による厳格なインターネット規制があります。通常のグローバルeSIM(Airaloの標準プランなど)では、中国本土でGoogle・YouTube・LINE・Facebook・Instagramなど主要なサービスに接続できない場合があります。

中国での通信手段——3つの選択肢

選択肢1:中国政府承認の通信事業者のeSIM

プロバイダー 特徴 価格目安
CMHK(中国移動香港) 香港の大手キャリア。中国本土向け特別プランあり。GoogleやLINEも使えるルーティング設定 3GB/約1,500円〜
3HK(スリーホンコン) 同様に中国本土向けプランを提供。香港・マカオ・中国の3エリア対応プランも 5GB/約2,000円〜

なお、中国本土では中国移動がeSIMについて厳格な規制を導入しており、「機卡锁定」(端末とeSIMの紐付け) や**「境内禁止下载境外运营商数据」(中国本土では香港・台湾・マカオを含む海外事業者のeSIMプロファイルのダウンロードを禁止)などの制限があります。これらの規制は中国国内で発行されるeSIM**に適用されるもので、日本で事前に購入・設定する国際eSIMは対象外です。

選択肢2:Holaflyの中国専用プラン

中国本土でも主要な海外サービスが使えるよう最適化されたプラン。日本語サポート対応で安心。データ無制限プランもあり。

選択肢3:Airaloの中国向けプラン

Airaloも中国専用プランを別途提供。通常のグローバルプランとは別なので注意してください。Airaloの中国プランはcmhk回線を使用。

絶対にやっておくべきこと

中国渡航時は、出発前に信頼できるVPNアプリをインストールし、日本のWi-Fi環境で動作確認をしておくことを強くおすすめします。中国到着後にVPNをダウンロードしようとしても、すでに接続が制限されている可能性があります。

また、以下の対策も合わせて行ってください:

  1. WeChat(微信)と支付宝(Alipay)をインストール:中国ではLINEやWhatsAppが使えないため、現地での連絡手段としてWeChatはほぼ必須です。
  2. Google Mapsの代わりに百度地図(Baidu Maps)を:Google Mapsは中国で使えません。百度地図または高徳地図(Amap)を事前にインストールしておきましょう。
  3. オフライン翻訳アプリをダウンロード:Google翻訳は中国で使えないため、Microsoft Translatorや有道翻訳などの代替アプリを準備。

ドバイ(UAE)渡航時のeSIM——VoIP規制の実態

「ドバイ eSIM」 で検索する方に向けて、最も重要な注意点をお伝えします。

ドバイの通信環境——5G先進国だがVoIP規制あり

ドバイ(UAE)は通信先進国で、主要エリアでは5Gが使え、通信速度は世界トップクラスです。ドバイモール・ブルジュ・ハリファ・パームジュメイラなどの主要観光スポットでは高速5Gが快適に使えます。

ただし、UAEではVoIP(インターネット電話)が規制されています。UAEのTDRA(Telecommunications and Digital Government Regulatory Authority)は、WhatsApp通話やFaceTime AudioなどのOTT(Over-The-Top)VoIPサービスを制限しています。

具体的には:

サービス 状態 備考
LINE電話 ❌ 規制対象 テキストメッセージは使える
WhatsApp通話 ❌ 規制対象 テキストは使える
Skype通話 ❌ 基本的にブロック テキストチャットは使える場合あり
FaceTime(Apple) △ 使えることが多い 時期や回線による
Zoom/Google Meet △ ケースバイケース ビデオ会議は使える場合あり
LINEテキスト ✅ 使える チャットのみ
SNS(Instagram・X) ✅ 使える テキスト・画像は問題なし

回避策と実用的アドバイス

  1. 出発前に確認:iMessageやFaceTime Audioが使えるか、使用中のeSIMプロバイダーに確認しておきましょう。
  2. どうしても音声通話が必要なら:物理SIMの国際ローミングの方が確実なケースがあります。日本のキャリアの国際ローミングサービスを使えば、通常の電話回線で通話可能です。
  3. 規制は変化する:UAEのVoIP規制は時期やアップデートによって変わることがあるため、渡航直前の最新情報を確認することをおすすめします。
  4. テキストコミュニケーションは問題なし:LINEのテキストチャット、Instagram DM、X(Twitter)のDMなどは通常通り使えます。家族との連絡はテキストベースに切り替えれば問題ありません。

グローバルeSIMの賢い使い方——複数国渡航に最適

「グローバル eSIM」「eSIM グローバル」 で検索する方へ。「何カ国行くか決めてない」「世界中を旅する」という方には、グローバルeSIMが最適です。1つのプロファイルで数十〜100以上の国に対応し、国境を越えても自動的に切り替わります。

おすすめグローバルeSIM(※2026年6月時点の各社公式情報に基づく)

プロバイダー プラン 対応国数 料金目安 特徴
Airalo グローバル 20GB/365日 200カ国以上 約$70(約11,000円) 長期滞在者に最適。1年有効
Ubigi グローバル 10GB/30日 200カ国以上 約$30(約4,500円) 短期集中的な世界周遊に
Holafly グローバル 無制限/90日 160カ国 約$129(約19,000円) データ無制限。FUPあり

グローバルeSIMとローカルeSIMの賢い使い分け

グローバルeSIMは利便性が高い反面、1GBあたりの単価はローカルプランの2〜3倍になることがあります。以下の基準で使い分けるのが賢い選択です:

渡航パターン おすすめ 理由
1カ国のみ(例:アメリカだけ) ローカルeSIM グローバルの半額以下で済む
2〜3カ国周遊 リージョナルeSIM(ヨーロッパなど) エリア限定で割安
4カ国以上・大陸またぎ グローバルeSIM 1回購入で全カバーの手軽さ
長期バックパッカー グローバルeSIM+現地SIM併用 長期ならグローバル、緊急用に現地SIM

物理SIMのほうがいいケースもある——eSIMがすべてではない

技術的にはeSIMでほぼすべてのケースに対応可能ですが、以下のケースでは物理SIMの方が確実な場合があります。

1. 長期滞在(1ヶ月以上)

現地キャリアのプリペイドSIMを現地で購入した方が、安定性・サポート・価格の全てで優れます。AT&TやVodafone、Orangeなどの現地キャリアのショップで直接購入すれば、その場で動作確認もしてもらえます。

2. 中国本土への渡航

前述の通り、Great Firewallの影響でeSIMの選択肢が限られます。現地で購入する物理SIMの方が確実なケースがあります。

3. スマホがeSIM非対応の場合

お使いのスマートフォンがeSIM非対応の場合は物理SIMしか選択肢がありません。eSIM対応機種の一覧はiPhone eSIM対応機種一覧Android・iPad・WatchのeSIM対応機種ガイドで確認できます。

4. 複数人での渡航でデータをシェアしたい場合

1つのeSIMを複数端末で共有することはできません。家族旅行などでデータをシェアしたい場合は、ポケットWi-Fiのレンタルの方が便利です。

5. 通話が必要な場合

eSIMの多くはデータ専用です。現地での音声通話が必要な場合(ホテルへの電話予約・緊急連絡など)は、物理SIMの国際ローミングや、日本のキャリアの海外ローミングサービスの方が確実です。

出発前に確認しておくこと——eSIMトラブル完全対策

アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア旅行中にeSIMでトラブルが発生した場合の対処法です。出発前に印刷またはスマホのメモに保存しておくことをおすすめします。

出発前の予防策

  • 自宅のWi-Fiで事前にeSIMをインストール(現地でWi-Fiがないと設定できない)
  • QRコードのスクリーンショットを保存し、クラウドにもバックアップ
  • オフライン用にGoogle Mapsの渡航先エリアをダウンロード
  • 各プロバイダーのサポート連絡先を控えておく
  • 予備としてSIMスロットに物理SIMを入れておく(緊急時用)

各国の主なトラブルと対処法

症状 考えられる原因 対処法
eSIMが認識されない APN設定が未完了 設定画面でAPNを手動入力(プロバイダーの案内に従う)
速度が異常に遅い FUP制限/優先制御 時間を置く/データ追加購入を検討
通信が突然止まった データ容量を使い切った プロバイダーアプリで残容量を確認、トップアップ
電波が圏外になる 現地キャリアとの接続不良 機内モードON→OFFで再接続/手動ネットワーク選択
QRコードが読み取れない 画面の明るさ/汚れ 明るさ最大に/QRコードの印刷物を用意

よくある質問

Q1. アメリカでeSIMを使う場合、どのくらいのデータ容量が必要ですか?

A. 1週間の都市部観光なら5〜10GBが標準的です。ただし、車移動が多い場合や国立公園を訪れる場合は、オフラインマップの使用が前提でも10GB以上を推奨します。アメリカはGoogle Mapsのデータ消費が大きいため、日本の感覚の1.5〜2倍の容量を見積もってください

実際のユーザーレポートでは、「ニューヨークで5GB/7日を使ったが、UberとGoogle Mapsで4日目に残り500MBになった」というケースも。余裕を持った容量選びが失敗しないコツです。

Q2. EUローミング無料は本当にすべての国で適用されますか?

A. EU加盟国およびEEA加盟国間では適用されます。ただしイギリス(Brexit後)とスイスは対象外です。周遊の際はイギリス・スイスも含むリージョナルプランを選ぶと安心です。

例えば「パリ→ロンドン→ベルリン」と周遊する場合、フランスとドイツはEUローミング無料の範囲内ですが、イギリスだけは別扱いになります。Airaloのヨーロッパリージョナル(39カ国)ならイギリスも含まれるので、1回の購入で全てカバーできます。

Q3. 中国でeSIMを使う場合、LINEやGoogleは使えますか?

A. 通常のグローバルeSIMでは使えない可能性が高いです。CMHKやHolaflyの中国専用プランなど、Great Firewall対策が施されたプランを選ぶ必要があります。

また、出発前に信頼できるVPNをインストールし、日本で動作確認をしておくことを強くおすすめします。中国到着後にVPNをダウンロードしようとしても、既に接続が制限されている可能性があります。WeChat(微信)と百度地図も事前にインストールしておきましょう。

Q4. ドバイでLINE電話は使えますか?

A. UAEではVoIP(インターネット電話)が規制されているため、LINE電話やWhatsApp通話は基本的に使えません。テキストメッセージの送受信は問題なく行えます。

どうしても音声通話が必要な場合、物理SIMの国際ローミングの方が確実なケースがあります。また、渡航前に使用するeSIMプロバイダーにUAEでのVoIP対応状況を確認しておくことをおすすめします。規制は時期やアップデートによって変わることがあるため、渡航直前の最新情報をチェックしましょう。

Q5. オーストラリアの広いエリアを車で移動する場合、eSIMで大丈夫ですか?

A. 東海岸の主要都市間(シドニー〜メルボルン〜ブリスベン)の移動であれば、Telstra回線のeSIMで十分です。ただし内陸部(エアーズロックなど)やグレートオーシャンロードの一部エリアでは圏外が発生します。

車移動が多い場合は、以下の対策を必ず行ってください:

  • Google Mapsのオフラインマップを必ずダウンロード
  • ガソリンスタンドや主要観光地ではマップをこまめに確認
  • 内陸部への長距離ドライブでは衛星電話のレンタルも検討
  • 充電ケーブルを車内に常備(GPSの常時使用でバッテリー消費が速い)

Q6. グローバルeSIMとローカルeSIM、どちらがお得ですか?

A. 1〜2カ国への渡航ならローカルeSIM、3カ国以上を周遊するならグローバルeSIMまたはリージョナルプランがお得です。

具体的な比較:

  • アメリカだけ(1週間):Airaloのアメリカローカルプラン(5GB/約$12、約1,800円)→ グローバルより50%以上安い
  • アメリカ→ヨーロッパ→アジア(3週間):Airaloグローバルプラン(20GB/約$70、約11,000円)→ 個別購入より圧倒的に手軽で割安
  • フランス→ドイツ→イタリア(2週間):ヨーロッパリージョナルプラン(5GB/約$14、約2,100円)→ エリア限定でグローバルより断然お得

Q7. eSIMの設定は難しくないですか?

A. QRコードを読み取ってプロファイルをインストールするだけなので、10分もあれば完了します。以下の4ステップだけです:

  1. プロバイダーの公式サイトまたはアプリでプランを購入
  2. QRコードをメールまたはアプリ内で受け取る
  3. スマホの「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」→QRコードをスキャン
  4. データローミングをONにして完了

重要:必ず日本の自宅や空港のWi-Fi環境で設定してください。現地到着後に設定しようとすると、空港の無料Wi-Fiが不安定でQRコードをダウンロードできない場合があります。

詳しい手順と端末別の設定方法はeSIMの設定・アクティベート完全マニュアルで画像付きで解説しています。

Q8. スイスとオランダのeSIM事情を教えてください

A. スイスはEU非加盟のためEUローミング無料の対象外ですが、Swisscomのカバレッジはアルプス山脈でも安定しています。ヨーロッパリージョナルプランを選ぶ際は、スイスが含まれているか必ず確認してください。

オランダは国土がコンパクトで通信インフラが極めて充実しています。KPN・VodafoneNL・T-MobileNLの3社がほぼ全土を5Gでカバーしており、ヨーロッパリージョナルプランで問題なく使えます。アムステルダム・ロッテルダム・ハーグ間の移動でも通信が途切れることはほとんどありません。

まとめ——欧米豪旅行のeSIM選びで絶対に失敗しない5つの鉄則

欧米豪旅行でのeSIM選び、最後にもう一度おさらいします。

エリア別クイックガイド

目的 おすすめeSIM おすすめ容量 理由
アメリカ都市観光 Airaloアメリカプラン 5〜10GB 広大な国土+車移動で大容量必須
ハワイ・グアム短期 Ubigi小容量 3GB Wi-Fi充実で少量でOK
ヨーロッパ複数国周遊 Airaloヨーロッパリージョナル 5〜10GB 39カ国対応でシームレス
オーストラリア車旅 Airalo Telstra回線 10〜20GB 内陸部でも安定のTelstra
中国渡航 CMHKまたはHolafly中国専用 3〜5GB Great Firewall対策必須
ドバイ渡航 Airaloグローバル 3〜5GB VoIP規制に注意
世界中を旅する Airaloグローバルプラン 20GB/年 200カ国対応の利便性

5つの鉄則

  1. 出発前に必ずインストール&動作確認:現地の空港Wi-Fiは不安定な場合があります。自宅の安定したWi-Fi環境で設定し、アプリの起動まで確認しておきましょう。

  2. リージョナルプランを検討する:たとえ1カ国だけの予定でも、「予定外の隣国旅行」が急に発生することは旅行ではよくあります。特にヨーロッパではEUローミング無料を活用したリージョナルプランが断然お得です。

  3. オフラインマップのダウンロードは絶対条件:アメリカの国立公園・オーストラリアの内陸部・スイスのアルプス山脈——これらのエリアでは圏外が当たり前です。Google Mapsのオフラインマップは出発前に必ずダウンロードしましょう。

  4. 各国の規制を事前に把握する:中国のGreat Firewall、UAEのVoIP規制、Brexit後のイギリスの扱い——渡航先の通信規制を事前に調べてからeSIMを選びましょう。

  5. QRコードは3重バックアップ:スクリーンショット保存+クラウド保存(Google Drive / iCloud)+家族にLINEで送信——この3重体制が理想的です。QRコードを紛失すると、再発行に時間がかかる場合があります。

各プロバイダーの詳細比較は海外旅行eSIMプロバイダーおすすめ比較を、アジア方面の情報はアジア旅行eSIM完全ガイドをご覧ください。

本記事は2026年6月時点の情報に基づいています。料金やサービス内容は各プロバイダーにより変更される場合があります。各国の規制や通信事情は予告なく変更される可能性がありますので、渡航前に最新情報をご確認ください。